フランスの新年に欠かせない伝統的なパイ菓子「ガレット・デ・ロワ」
毎年1月6日の「公現祭(キリスト教の祝日の一つ)」を祝して食べられるフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」
私たちには耳慣れない「公現祭」。
キリストが生まれたのは12月25日ですが、「この子が神の子だ!」と東方の三賢人によって見いだされた日を祝うお祭りです。
キリストの誕生を祝う行事で食べられる縁起のいい焼菓子なんです。
王様・王妃になれる⁈
ガレット・デ・ロワの中にフェーヴという陶器の人形を1つ入れて焼き上げます。
「公現祭」の日に家族で切り分けて皆に配り、中にフェーヴが入っていた人は大当たり!
王冠を被り王様、王妃になり祝福を受け、1年幸せに過ごせると言われてます。
ホールでご予約頂いたかたでご希望がございましたら、中に当たりを仕込ませて頂きますよ。
ただし、当たりは大きなアーモンドを一粒。
誰が王様・王妃になるか今年一年の運だめし!
お楽しみくださいね。
今年もアガタベーカリーでもガレット・デ・ロワの準備が始まりました!
今回は2種類のガレット・デ・ロワをご用意します。
表面に描く繊細な模様も2種類。
ペティナイフで素早くクープを描いていく。
まさに職人技!
途中シロップを塗り焼き上げ
窯から出てきた姿は、
神々しくテカテカと輝いています。
よつ葉乳業の発酵バターを幾重にもおりこんだ自慢のパイ生地は
少しふんわりとサクサクの中間の程よい食感。
皮付きアーモンドクリームを使うことで香ばしい風味とサワークリームの酸味が引き立ち、思わず頬が緩みます。
シロップをかけて焼いたことでカリッとした食感も楽しめます。
サクホロッのリッチなパイ生地とショコラクリームのバランスが絶妙なんです!
この美しい模様も芸術品、と自画自賛お許しください。
「まいにちをしあわせにするパン屋さん」目指して
バターたっぷりのパイの中には自家製なめらかアーモンドクリーム。
美しい模様も入った優雅なお菓子。
近頃この時期、日本中のパン屋さんやケーキ屋さんでガレット・デ・ロワが並びます。
美味しくて目にも麗しい縁起ものの焼菓子「ガレット・デ・ロワ」を囲んで
2023年も健やかにしあわせに暮らせますように。
皆様のまいにちをしあわせにしたいパン屋が心を込めて焼き上げるパイ菓子
いかがでしょうか~🐼